満月とボタン雪

雪の降る満月の夜叩いた神秘の扉 粒子の私 森羅万象の秘密宇宙の真理 地図のないワンネスへの旅がはじまる

細胞がクスクス笑って・・・

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通りすぎたエネルギーの波はたびたび訪れ 宇宙へ深海へと肉体を誘う

やっと届く薄暗い光のなかで 鳥となり魚となって漂う

重力を失いかけた肉体  

呼吸はしばしの苦しみを通り抜け 宇宙の呼吸

とリズムを合わせ 腹の奥底へと消えていく

やがて再び 腹から生まれる  目覚めた意識はただ見ているだけ

この日から体が変わる

体を横たえるのを合図に 脳内は柔らかな霧に包まれ 海のなかそれとも

宇宙を気持ちよく漂い 何時間でも目覚めている

本当の眠りは朝方1・2時間となり全く疲れを感じない

体はいつもエネルギーで満たされ振動し 細胞がクスクス笑っている

呼吸は宇宙とリズムを合わせるように1分間2・3回となり いつの間にか

腹式呼吸となっている