細胞がクスクス笑って・・・
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通りすぎたエネルギーの波はたびたび訪れ 宇宙へ深海へと肉体を誘う
やっと届く薄暗い光のなかで 鳥となり魚となって漂う
重力を失いかけた肉体
呼吸はしばしの苦しみを通り抜け 宇宙の呼吸
とリズムを合わせ 腹の奥底へと消えていく
やがて再び 腹から生まれる 目覚めた意識はただ見ているだけ
この日から体が変わる
体を横たえるのを合図に 脳内は柔らかな霧に包まれ 海のなかそれとも
宇宙を気持ちよく漂い 何時間でも目覚めている
本当の眠りは朝方1・2時間となり全く疲れを感じない
体はいつもエネルギーで満たされ振動し 細胞がクスクス笑っている
呼吸は宇宙とリズムを合わせるように1分間2・3回となり いつの間にか
腹式呼吸となっている